2002.07.04 クモヘリカメムシ E5000 
裏の畑の一部は現在休ませており、ちょっと手入れをしなかった間にエノコログサのジャングルと化している。 そのエノコログサに、クモヘリカメムシが大量に発生している。 昨年は8月末に掲載している。 今回は、最近マイブームとなっている斜下からのアングルで撮ってみた。 頭の先の方からお腹に向けて、黒っぽい細長い口が見える。 細長い口を持つ昆虫は幾つかいるが、例えばチョウの場合はクルクルと丸めて収納できるくらい柔軟性がある。 それは花の蜜や樹液等を吸うのに、色んな角度から吸いやすい位置を確保するためだろう。 そしてカメムシやセミのものは、棒状になっている。 これは草や木、あるいは他の昆虫等に突き刺して汁を吸うためだ。 チョウの口がチューブだとすると、カメムシやセミは細くて難いストローのようなものだ。 さらに、ゾウムシの場合は木の幹や実などをカジって穴を空けるため、口はさらに太くて硬いものとなっている。 私自身は、自分では口は硬いつもりなのだが、オチャケが入ると若干柔らかくなるそうなので困ったものだ。
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