2002.06.22 クロナガタマムシ E5000 
タマムシといえば“玉虫厨子”に使用されている、いわゆるタマムシ色の美しい虫だと認識されているが、タマムシの仲間は日本国内におよそ200種が棲息していて、美しい光沢を放つものも多いが、地味な色合いで「どこがタマムシなの?」と思わせるようなものまで様々だ。 今日出会ったクロナガタマムシはどちらかというと後者になるのだろう。 全身わずかに藍色を帯びた黒一色で、1cm強の体はとても細長い。 撮影しようと、うかつに近づき過ぎて、レンズの端が葉っぱに当たったため、ご覧のように硬直してしまった。 しばし様子を窺ってみたが、一向に動き出す気配がない。 あきらめてカメラの電源を切ったとたん、サッと動き出して、アッという間に飛び去ってしまった。 
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