2002.06.09 クヌギカメムシ E5000 
小2の時に、夏休みの自由研究で昆虫標本を作った。 標本といっても、カルピスの箱にサランラップを貼ったようなものだったが、その時の記録ノートが現存している。 甲虫を中心に、チョウやトンボ、セミ、バッタ等が目録にのっているが、カメムシだけは1匹もいない。 何故か? それは、カメムシが好きじゃなかったという単純な理由からだ。 カメムシが放つ悪臭は、子供心に「近づいてはならない虫」という強い印象をうえつけた。 あれから30年、デジカメで虫を撮るようになって、カメムシに対する意識は大きく変わった。 とにかく多種多様で、色彩や造形の面白さにハマってしまった。 このクヌギカメムシも、上から見ると、単に緑色のカメムシ、ということで片づけてしまいそうだが、どっこい目線を下げてみると、平べったい体や、その体を持ち上げてるように踏ん張っている足など、とてもユニークな姿勢に魅かれてしまう。
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