2002.06.07 グンバイトンボ E5000 
仕事の打合せに向かう途中、少々時間に余裕があったので、幹線道路から少し入った所にある ため池に寄ってみた。 陽当たりのよい場所に足を踏み入れた時、ワッと十数匹のイトトンボが飛び立った。 最初はモノサシトンボかと思ったが、よく見ると足が白く広がっているものがいる。 「おぉ! これはグンバイトンボだ!」と、思わず一人で声を上げてしまった。 というのも、図鑑等で知ってはいたが、実物を認識するのは初めてだったからだ(少年期に見たことはあったかもしれないが気に留めなかったと思われる)。 オスの中足と後足がご覧のように白く軍配状に広がっているのが特徴だ。 図鑑によると棲息は局所的で、年々棲息地が減ってきているそうだ。 そんな情報をよそに、この ため池には群れを為すくらい多くのグンバイトンボが棲息している。 こういう場所を大切にしたいもんだ。
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