2002.05.12 ヒトスジシマカ E5000 
この時期に繁みに入ると、ゥワ〜っと蚊が寄ってくる。 一昨年の7月に、血を吸って腹が真っ赤になったものを載せたが、今見てみるとピンボケ画像だ。 もうちょっとビシッとした写真を撮ってやろうと、左手にとまった1匹を撮影してみた。 しばらくこのまま様子を見ていたのだが、蚊のお腹は一向に太らない。 どうやら口を突き刺した位置がよくなかったようだ。 仕方がないので、蚊には撤退してもらったが、後からしっかりと痒くなってきた。 そういえば最近の子供(大人も)って、蚊に刺されたら薬を塗る子が多いみたい。 私達が子供の頃は、蚊に刺されるのは日常茶飯事で、夏場に山で遊んでいると数十箇所、多い時は百箇所以上刺されて、露出している腕や脚、顔などがボコボコになって、それでも薬を塗るってことはなかったなぁ。 最近の子のように、異常なまでに真っ赤に腫れるということもなかったし。 人間って快適で便利な環境に浸りきっていると、本来持っていた治癒能力とかが退化してゆくんだろうね。 私自身も明治生まれの人なんかに比べると、随分とひ弱になってるな、って感じるし。 一概にどちらが良いとか悪いとかは言えないけどね。  
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