2002.04.12 ハナムグリ E5000 
地元ではハゲシバリと呼ばれている木にコアオハナムグリがいた。 正直なところ、コアオハナムグリ、アオハナムグリ、ハナムグリの3種に関しては、同定に自信がない。 もちろん図鑑にはその違いが明記されているのだが、中々判断が難しい。 それ以上に気になるのは、このコアオハナムグリは、ここで一体何をしているのだろう? 葉っぱを食べるコガネムシならいざ知らず、彼等は花粉や蜜を好むはずだ。 「どこで何しようと僕の勝手でしょ」なんて、T社のFカーゴのコマーシャルのような応えが返ってきそうだが、私はあのセリフは嫌いだ。 「勝手でしょ」というのは、他への気持ち、感謝や御恩という感覚を持たない者の言うことだと思う(若い頃の私がそうだったから)。 個人主義も結構だが、全ての生き物は、それ単独では生きてはゆけない。 皆相依り、相成り立っている存在なのだ。 人間とてその一員であり、決して他の存在を無視して、自分本位になってはならないと思う。 日本経済を支えるT社が、たとえ宣伝のためとはいえ、あのようなセリフを平然と使って欲しくない。 しかもあの車は若者向けの車なんだからなおさらだ。
HARU様より、「コアオハナムグリではなくハナムグリ」だと教えて頂きました。 有り難うございました。
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