2002.02.01 コクワガタ
道端の土手沿いに、車を停めて一服していると、1本の木が目に付いた。 幹の直径は10cmくらいで、高さは2mくらいの、なんてことない小さな木だ。 しかし幹の表面の皮がボロボロに剥げかかっていて、いかにも“何かいそう”な雰囲気だ。 衝動に駆られて、根元付近の皮をペリペリと剥いでみると、小柄なコクワガタのオスがいた。 越冬中のために動きが鈍い。 “勘が当たった”という満足と同時に、“寝込みを襲ってゴメン”という思いがわいてきたので、なるべく元の状態になるように、そっと皮を被せた。 
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