2002.01.24 クサギカメムシ
壁に立て掛けていた簀子を移動した時、“あの香り”がプ〜ンと漂ってきた。 そう、クサギカメムシが発する匂いだ。 足元を見ると、冬眠状態のものが数匹転がっている。 そのうちの1匹を負傷させたため、“あの香り”が発せられたのだ。 そういえば今シーズンはクサギカメムシが大発生した。 11月から12月にかけて、洗濯物に翔んでくること多数、風呂上がりにいや〜な思いをしたもんだ。 近所の年配者は「ホウウジ(この辺りの方言で、カメムシのこと)が多い年は、雪が多い」とか「寒さが厳しくなる」と言われたが、今のところはハズレである。 が、今年がたまたま例外だったのかもしれないし、まだ冬が終ったわけではない。 なんといっても、昔からの言い伝えは、先人達が長い歴史の中で体験してきた事実の統計からくるものが多いので、侮れないのである。
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