2002.01.18 アブラゼミ(脱殻)
畑のユズの葉に、アブラゼミの脱け殻を見つけた。 おそらく半年前のものだと思われる。 脱皮直後の脱け殻は、表面がツヤツヤしていて奇麗なものだが、半年もの間、風雨にさらされていると、色褪せて粉塵がこびりついていて、はっきり言ってみすぼらしい。 それでも夕日を背景にしてみると悪くない。 このアブラゼミは数年間に及ぶ土中の暗い生活から、大空へと翔びたってゆく、その記念すべき第1歩をここからスタートさせたんだなぁ・・・そして、ひと夏の成虫期を終えて、今頃は再び何処かの土に還っていることだろう。
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