2002.01.09 西空
早朝よりの仕事から帰宅した頃、既に沈んだ夕日の光をうけて、西の空は茜色に染まっていた。 暮れからこっち、結構忙しい日が続いて、多少なりともピリピリしている私だが、そんな時は夕焼け空を見るようにしている。 刻々と表情を変える雄大な西空を見ていると、忙しい忙しいと目先の事にあくせくしている自分が、とてもちっぽけなものに思えてくる。 以前にも書いたように思うが、「忙しい」という字は「心を亡くす」と書くように、忙しさに追われていると大切な心・・・優しさとか、他を思いやる気持ちとか、自らを省みる心を忘れがちだ(忘れるという字も心を亡くすだ)。 今日は西空を見ながら、そんなことを考えた。
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