2001.12.21 シャクトリムシ
朝から冷たい雨が降っていた。 その雨を避けてかどうかは知らないが、勝手口のアルミサッシにシャクトリムシが張り付いている。 シャクトリムシはシャクガというガの幼虫で、尺をとる・・・つまり指で長さを測るように背中の部分を上方に曲げてお尻を頭の方に寄せ、その繰り返し運動で歩くことから命名された。 移動しない時は体を真っ直ぐに伸ばして、木の枝などに擬態する。 画像左は頭の部分のアップだが、ご覧の通りどこが目なのか口なのか??? 見事にポキンと折れた枝先を真似ている。 このシャクトリムシも木の枝にいたのなら、あるいは私に気付かれなかったのかもしれないが、アルミサッシの上ではいかんせん目立ちすぎる。 確かにここなら雨や雪、霜などを避けることができるのかもしれないが、居心地がいいからと状況判断を誤ると身を滅ぼしかねない。  
 TOPに戻る