2001.12.16 ヤサイゾウムシ
昨冬の虫撮りは、自宅裏のダイコン畑にかなり助けられた。 12月中旬となり、活動する虫が少なくなってきたので、今年もダイコン畑のお世話になりそうだ。 日中訪れてみると、間引いたダイコン葉に1cm弱のゾウムシがいた。 調べたところ、ヤサイゾウムシだと思われる。 カメラを近づけて撮影していると、緊張したのか足をすぼめて固まってしまった。 ゾウムシをはじめ、各種甲虫が危険回避のためにとる行動だ。
“緊張”ということで思ったのだが、昨日は、とあるイベントで数年ぶりにシンセサイザーを演奏してきた。 実はその準備(編曲や打ち込み等)に追われて3日間、散策も更新もできなかったのだ。 生のフルートとの共演という初めての試み、20代の若いフルート奏者2人は演奏前に緊張して手に汗をかいて、本番では手足が震えていたようにもあった。 私はというと、全くと言っていいほど緊張せずに、リラックスして演奏できた。 20代の頃は彼等と同じように、本番前には緊張して、演奏中は体中が震えていたのを思いだす。 そして、その頃は演奏後の感動、やり終えた!という喜びが、緊張しなかった今回とは比較にならないくらい大きかった。 歳とともに無感動になりつつある自分を知り、ちょっとショックだった。 歳を重ねても、緊張感を持ち、感動する心を失わないようにしたいものだ。 大切なことに気付かせてくれた彼等・・・安堵と喜びに溢れた笑顔の若いフルート奏者達に感謝している。
 TOPに戻る