2001.11.11 クロコノマチョウ
仕事を終えての帰り道、いつものように一服を兼ねて車を停めてみた。 山間の小さな田んぼの脇のイチジクの木に向かって飛んできた大形のチョウが1匹。 クロコノマチョウだ。 木の周りをヒラヒラと舞った後、枝の途中にある腐って萎れた実にとまって汁を吸いだした。 なるほど、図鑑によると「樹液や腐果によく集まる」と書いてある。 これまでクロコノマチョウは自宅周辺で何度も見てきたが、大抵薄暗い場所で休息していることが多かった。 こうして明るいところで見ると、地味だと思っていた羽の裏側も中々美しいということが分かった。
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