2001.09.19 サトキマダラヒカゲ
早朝、裏庭のスギの葉に、サトキマダラヒカゲがぶら下がっていた。 初夏から真夏にかけて、我が家で一番多く現れるチョウだが、ここ数日でめっきり数が減ってきた。 そういえばツクツクボウシの声も日毎に少なくなって、本格的な秋の到来を予感させる。 間もなく活動期を終え、命終ってゆくサトキマダラヒカゲだが、スギの葉で静かに眠る姿には、残り少ない命の燃焼に向けて英気を養っているようにも見えた。
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