2001.07.29 ユリクビナガハムシ
自宅周辺には野生のユリが多く、庭にもいつの間にかユリがたくさん生えている。 そのユリの葉が、見るも無残に食い荒らされている。 ボロボロになった葉を見ると泥のような鳥の糞のような塊がたくさん付いている(写真左)。 これはユリクビナガハムシの幼虫だ。 幼虫はズングリとしたイモ虫だが、体の周りに自分の糞を塗りたくって殻を作っているのだ。 今の時季は成虫も見られ、幼虫からは考えられないくらい美しい光沢のある赤い体をしている(写真右)。 それにしても自分の糞を体に塗りたくるなんて・・・物好きというか、捨て身のギャグというか・・・虫って奥が深いなぁ。
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