2001.07.23 カブトムシ
多分この「虫撮り散策記」にカブトムシのメスが登場するのは初めてだと思う。 細いクヌギの若木の根元付近に、これでもか!ってくらいの樹液が溢れていて、写真のようにカブトムシのメスが、周囲が明るくなってきているのにも気付かずに貪っていた。 早朝の虫採りでは、カブトムシはあまり採れない。 カブトムシは日没頃から深夜までの間に活動することが多く、夜明け頃には木の根元付近の落ち葉や草むらの下などに潜るからだ。 対してミヤマクワガタやノコギリクワガタも主に夜活動するのだが、明るくなって活動するものも多い。 しかも樹上で休むことが多いので、朝でもたくさん採れるというわけだ。 私が早朝に出掛けるのは、まず夜の暗闇よりも見つけやすいこと、スズメバチなど危険な虫が比較的少ないこと、そしてなんといっても山の夜明けは清々しくて気持ちいいからだ。
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