2001.07.12 アブラゼミ
小雨の降る夕方、庭のモミの木をアブラゼミの幼虫が登っていた(写真左下)。 「わざわざこんな雨の降る日に羽化しなくても・・・」と思っていたら、間もなく雨が上がった。 夜11時頃、一服を兼ねて様子を見に行ってみると、数匹のアブラゼミが羽化をしていた(写真右側)。 彼等はきっと雨が上がることを知っていたに違いない。 それをどうやって知るのか、専門的なことは分からないが、昆虫には人間にない能力があることだけは確かなようだ。 空を見上げれば、雲の隙間からのぞく星が、羽化したばかりのアブラゼミ達を優しく見守っていた。
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