2001.07.07 オオスズメバチ&カナブン
自宅裏のクヌギには例年よりも多くの樹液がでている。 夜8時頃に行ってみると、1匹のオオスズメバチが特等席を陣取り、それを囲むように無数のカナブンが群れていた。 オオスズメバチの様子を窺いながら、なんとか樹液にありつこうと近づくカナブンであるが、どうやらオオスズメバチの方が強いらしく、すぐに追い払われる。 28年前にオオスズメバチに刺されて死にかけた私は、いまだにスズメバチが恐い。 あの“ブ〜ン”という太い羽音を聞いただけで取り乱してしまうというトラウマに陥ったままなのだが、樹液をめぐる昆虫達の攻防は見ていて飽きない。 写真を撮った後も10分くらいカナブンとオオスズメバチのやりとりを楽しんだ。 おかげで半袖シャツに草履という軽装の私は、数十ヶ所を蚊に刺された。 部屋に戻ると、いつものように冷ややかな妻の視線が待ち受けていた。
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