2001.06.29 ブドウスカシバ
訪問先から歩いて帰宅する途中、用水路沿いの草むらにブドウスカシバがいた。 一見ハチのように見えるが、これでもガの仲間だ。 ハチに似ることで外敵から身を守っているのだろう。 このように、何かに似せる事を擬態というが、見た目だけでなく、飛び方や歩き方までよく似ているので恐れ入る。 今月7日に掲載したキスジトラカミキリもそうだが、昆虫のこうした擬態の智恵、というか遺伝子への情報伝達ってのはどうなっているのだろう? 気の遠くなるような長い歳月をかけて完成された芸術に、毎度驚かされる。
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