2001.06.24 ヤニサシガメ
昨日は義父の7回忌の法事で、下松市にある妻の実家に行った。 6年前に膵臓癌で亡くなった義父を偲び、死という事実に思いをはせた。 世間では慰霊とか供養の心持ちで法事が勤められるようだが、昨日法事を勤めて下さった住職さんは、「亡き人に対して一方的に慰めてやろうというのが法事ではない。 肉親の死を通して、私自身も必ず死ぬという事実を受けとめ、そして今を精一杯大切に生きることが大事だ。」と話して下さった。
写真はヤニサシガメがアブラムシを捕食しているところだ。 アブラムシは捕まる瞬間まで精一杯生きていただろうし、ヤニサシガメも生きるために必至だ。 私も、“今”を大切に、惰性や誤魔化しに逃げない人生を過ごしたいものだ。
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