2001.05.22 シロコブゾウムシ
雨上がりの裏山のニセアカシアの幼木で、シロコブゾウムシが盛んに活動している。 先日ヤツデの葉上で出会ったヒメシロコブゾウムシとよく似ているが、こちらの方はお尻に角のような突起がある。 とても敏感で、撮影しようと近づくと、固まってポロッと地面に落ちてしまうから結構大変だ。 昆虫は外敵から身を守るために色んな方法をとるが、これもその一つだ。 他に、サーッと飛びたって逃げる者、逆に威嚇してくる者、その場に溶け込んで姿を隠す者など様々だ。 人間でも窮地に立たされた時、ヒラリとかわして逃げることもあれば、逆ギレしてしまったり、うまく誤魔化したりと様々だが、落ちるところまで落ちてしまう場合もある。 シロコブゾウムシは落ちることでうまく身を守るのだが、人間の場合、落ちてしまうともっと辛くなる。
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