2001.02.03 イラガの繭
桜の枝に、イラガの繭(まゆ)を見つけた。 パッと見た感じでは、鳥か何かの卵のように見える。 イラガのイラとは、多分「刺」という漢字だと思われる。 トゲやハリのことで、つまり「ささると痛い」という意味だ。 幼虫は毒々しい色彩で、身体に鋭い毒針(毛)をもっている。 さされると、電気ショックを受けたような激痛をともなうことから、イラガという名前がついたようだ。 その幼虫は秋になると写真のような繭を作り、その中で冬を越す。 そして春に蛹となって初夏に羽化するそうだ。