2001.01.03 カタツムリ
今日から冷え込みが厳しくなってきた。 そもそもこの冬は暖か過ぎたので、これが本来の気候なんだろうが、この寒さは身にしみる。 虫達もみなどこかへ隠れてしまい、ちょっと歩いたくらいでは、活動している虫に出会うことはまず無い。 この時期、虫に会おうと思ったら、それなりの知識が必要になってくる。 つまり、越冬している場所を知っておく必要がある。 とは言うものの、私自身よく知らないので実は困っているのだ(苦笑)。
写真は、自宅の壁に立て掛けてある椎茸栽培用のホダ木の根元にいたカタツムリ。 少年時代にこのようなカタツムリを採ったことがある。 殻の口の部分には、オブラート状の透明な薄い膜があり、殻内の水分を保っている。 カタツムリはこのままの状態で、何も食べることなく、ひたすら暖かい春の訪れを待ち、身を切る寒さに耐えてゆく。 人間には到底真似のできない芸当である。