2000.12.29 ノコメトガリキリガ
穏やかな天候が続く年末、やっと目の回るような忙しさから解放され、久しぶりに畑仕事に愛犬を連れて行った。 わずかに実を残す柿の木の根元に愛犬を繋ぎ、野良仕事をしては一服するという、のどかな時間を過ごした。 と、不意に愛犬が“子犬のワルツ”よろしく、自分の尻尾を追ってクルクルと回りだした。 その騒ぎの中、パッと白っぽい虫が飛び立ち、白い物体が大好きな愛犬は(?)その白い虫に襲いかかった。 九死に一生を得て、命からがら逃げおおせた白い虫の行方を追ってみると、それはノコメトガリキリガだった。 背中(胸部)が山のように盛り上がっているのが特徴のこのガは先月も載せたが、今日出会ったものは、その盛り上がりが剥げて、褐色の下地がむき出しになっている。 ひょっとして愛犬との格闘で傷をおったのだろうか?