2000.11.29 ナツアカネ
昨日から所用で広島県に出掛けていた。 広島空港近くの山間部にあるお宅に泊めていただいたのだが、朝は霜が降りていてとても寒かった。 その帰り道、道路沿いの湿地に車を停めて周囲を見渡すと、全身真っ赤に成熟したナツアカネがいた。 側にはアキアカネもいたのだが、撮影しようと慎重に近づき、「さぁ撮るぞ!」とカメラを構えた時、足元にあった小枝をパキッと踏み折ってしまい、その振動に驚いて遠くへ飛んでいってしまった(j_j)。 とても悔しかった。 どれくらい悔しいかって、風呂上がりに便意をもよおした時のそれと同じくらい悔しかった。
以前もナツアカネとアキアカネの違いを書いたが、それは色と模様についてだった。 それ以外にも違いはあって、大きさはナツアカネの方が若干小柄である。 またアキアカネは6〜7月頃に成虫になり、9月くらいまでは山の上の方で過ごし、10〜11月頃に赤く成熟して平地に戻ってくる。 一方のナツアカネも移動することはするが、アキアカネほど極端な移動をしないたね、夏場に比較的平地でも見ることができる。 共に12月くらいまで生存するのだが、名前の由来はそのあたりにあるのだろうか?