2000.11.16 ヒゲジロハサミムシ
裏の畑の一画に作っている堆肥(たいひ)には、今年はビックリするくらいカブトムシの幼虫がたくさんいた。 この夏、我が家のクヌギでは、あまりカブトムシは見かけなかったのだが、いつの間にこんなに卵を産み付けていたんだろう? カブトムシの幼虫の写真はストロボの光の加減でイマイチだったので、後日また撮り直して掲載するとして、今日はその堆肥にいたヒゲジロハサミムシを載せよう。 ハサミムシは、堆肥に限らず庭先の石の下や、ゴミためなど、どこにでも生息している。 黒くて平べったい体、ほとんど退化し鱗のようになった羽、そして名前の由来であるハサミ状になったお尻の先など、特徴的な姿をしている。 ヒゲジロハサミムシは触角の先の方に白い部分があり、足も白いので他のハサミムシとは簡単に見分けられる。 そういえば「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣ツインテールのデザインモチーフはこのハサミムシだそうだ。 怪獣グドンと共に登場し、前・後編とウルトラマンを苦しめた。 前編はウルトラマンがこの2匹にはさまれて立ち往生しているシーンで「続く」になったように記憶している。 「帰ってきたウルトラマン」の中では個人的に名作に位置づけられる話だったなぁ。 ただ、設定では「グドンはツインテールが大好物で、ツインテールはエビに似た味がする」というのを何かで見たように思うのだが、「エビに似た味がする」って、アンタ食べたことあるんかい!と思わず突っ込んでしまいたくなる(笑)。