2000.11.12 ルリタテハ
風の強い曇りがちの一日で、日中の気温も上がらず、一気に冬が近づいてきたような日だった。 地元は昨日からのお祭り(「フェスタ」というらしいが、どうであろうか)で朝から賑わっていたが、悲しいかな私は朝から仕事だった。 昼の合間にいつものように裏の畑に行ってみると、熟しきった柿の実にルリタテハが来ていた。 普段はクルクルと巻いている口を真っ直ぐに伸ばして柿の果汁を飲んでいた。 これまで私は、チョウの口はクニャクニャの柔らかいものかと思っていたのだが、このルリタテハを見ていると、口を実にさした状態で体全体を上下させて、ブスッブスッとより深くさし込んでいた。 ピンと伸ばした口は案外堅いんだなぁ。