2000.11.10 ムラサキシジミ
この写真を見て「どこがムラサキシジミだ!」と思われた方、スミマセン。 羽の表側がムラサキ色なんです。 裏側は写真のようにヒジョ〜に地味な模様をしているムラサキシジミ。 表側は黒地に輝くような美しい紫色の模様があるのだが、その写真は撮れなかった。 しかもカヤの葉の影が写ってしまって、裏の模様さえ判りにくくなってしまった。 実はこの一枚を撮ったとたんに翔びたってしまって・・・時間が無かったので深追いができなかった。 虫の写真は一瞬が勝負。 ちょっと気を抜くとイイ写真はおろか、シャッターをきるタイミングさえ逃してしまう。 茶道の心得にある「一期一会」。 「一生に一度限りと思って接する」という、利休の弟子・宗二の言葉であるが、虫撮りをしているとその心得の大切さを痛感する。 人生においても斯くの如しである・・・が、中々難しいんですよね(苦笑)。