2000.10.25 セグロアシナガバチ
重なった葉っぱの間から、ジッとこちらをにらみつけているのはセグロアシナガバチ。 最初はキアシナガバチかとも思ったのだが、腹の模様を見るとどうやらセグロアシナガバチのようだ。 鋭くつり上がった目、噛みつくのに都合のよさそうな大アゴ、そして黄色と黒のツートンカラーという姿は、見るからに危険な香りがプンプン漂う。 実際こいつに刺されると、かなり痛いのだ。 葉っぱの重なり合った所にじっとしているところを見ると、今夜のネグラにしようということだったのだろうか? 恐る恐るカメラを近づけると、カメラの動きに合わせて顔を向けてきた。 シャッターをきっても飛び立つ気配がなかったので、調子こいて2、3枚撮っていたら、突然羽ばたき始めて飛び立ったので、ハチ恐怖症の私はあわてて飛び退いた。 かたわらで、居もしないモグラをひたすら掘り続けていた愛犬は、突然ノド紐を引っ張られて、かなり迷惑そうな顔をしていた。