2000.10.07 クリオオアブラムシ
今年切り倒したカシの切り株から新芽がたくさん出ている。 その若葉にいた黒い虫。 アブラムシの一種のようだ。 調べてみるとクリオオアブラムシだと思われる。 アブラムシというとゴキブリの別称として使われることが多いが、あくまで別称であってゴキブリとは全く別の種類。 カメムシやセミに近い仲間だ。 ゴキブリをアブラムシと呼ぶのは、その体が油に浸ったような光沢があるからである。 アブラムシは植物の汁を吸って発育を害し、種類によっては植物に有害なウィルスを媒介することから“害虫”のレッテルを貼られている。 尻からは甘い汁を出し、その汁はアリの大好物だ。 アリはアブラムシを襲うテントウムシを追っ払い、両者の共存関係が成立している。