2000.10.04 オオスズメバチ
ホカ弁を食べに行った公園は、江汐公園という、ため池を中心に野山に遊歩道を設けた、自然の多い公園だ。 この公園はクヌギやコナラの木が多く、夏場にはカブトムシやクワガタが多いことで、地元でも有名な所だ。 今時分、樹液の出ている木は殆ど無いのだが、所々でまだ樹液の出ている木を見ることができる。 そのわずかな樹液にはオオスズメバチがいることが多い。 この時期のスズメバチはとてもどう猛になっている。 特に巣の近くで刺激しようものなら、集団になって襲いかかってくることもある。 つい先日もハイキングか何かの途中にスズメバチに襲われたというニュースを見たが、恐らく近くに巣があったのだろう。 以前にも書いたが、私も一度スズメバチに刺されたことがある。 小学校2年生の時、近所の友達と裏山にあったオオスズメバチの巣を攻撃した時だ。 子供の私にとって、スズメバチはカブトムシやクワガタを採る際に、とても厄介な存在だったので、スズメバチ=邪魔な奴、という図式が頭の中を支配していたのだ。 巣を見つけて攻撃をしかけてしまったのも頷けるが、いかんせん無謀であった。 胸元を刺された私は、焼けるような猛烈な痛みにこらえながら、病院へと運ばれた。 太い注射をうたれた記憶が今でも鮮明に残っている。 それ以来スズメバチが極端に恐くなってしまった。 今日のこの写真も、とても慎重に近づいて、やっとの思いでシャッターを押した苦心作なのである。