2000.09.16 ハラビロカマキリ
心配した台風14号であったが、山口県では若干の強風と時折雨がパラつく程度であった。 今日は夜遅くまで時間が取れそうもないので、今のうち(午前8時)にアップしておくことにした。 
早朝の散策では、予想通りと言おうか、やはり強風と雨の影響で、しかも夜明け前ということで、あまり虫に出会えなかった。 しかし、よく見るとバッタやチョウ等もいるのだが、風が強くて写真にならない。 やっとまともなものが撮れたのがこのハラビロカマキリだ。 ハラビロカマキリは、オオカマキリやチョウセンカマキリなどに比べると少し小振りなのだが、名前の通り横に太い(腹が広い)ため、どっしりとした安定感がある。 以前にも掲載したことがあるが、その時は褐色のものだった。 今朝出会ったのは薄黄緑色のもので、どちらかというと薄黄緑色のものの方が数が多い。 少年時代、このハラビロカマキリを捕まえると、必ず水につけていた。 何故かというと、ハラビロカマキリを水につけると、お尻から黒くて細長いハリガネのような虫が出てくることが多いからだ。 その長さは想像を絶する長さで、よくこのお腹に入っていたなぁと感心する。恐らく何らかの寄生虫だと思うのだが、その正体は知らない。 また、何故水につけると出てくるのかも、今だに知らない。