2000.09.11 シロコブゾウムシ
早朝の散策で出会う虫達の姿は、日中とはまた違った趣がある。 薄暗い周囲の風景と、刻々と表情を変えてゆく空、そして何より夜明前後独特のピンと張りつめたような空気感が、普段見慣れているはずの虫達を神秘的に浮かび上がらせる。
写真はシロコブゾウムシ。 ツヤ消しの白地にカフェオレのような淡い茶褐色、そして背中の後方に2つのコブ状の突起があるのが特徴。 主にマメ科植物の木を食べる。 私の住んでいる周辺では、ニセアカシアの若い木に多く見られる。