2000.09.07 ノシメトンボ
朝がめっきり涼しくなってきた。 6時前は日の出前で、一日で一番気温が低い時間帯だ。 この時期、この時間帯に目立って活動している虫はあまり多くないが、今朝は林の縁にノシメトンボがいた。 ノシメトンボは漢字で「熨斗目蜻蛉」と書く。「熨斗目」とは、腰と袖の部分だけに縞模様や格子模様がある織物らしい。 ノシメトンボは成虫になって、さらに成熟してくると腹の部分に熨斗目のような模様がクッキリと表れることからその名がついた。 また、写真のように羽の先に色がついているのも特徴の一つである。 
うっすらと朝焼けた空を背景に、小枝の先にとまっている姿は、何とも言えない美しさだった。