2000.09.05 シロテンハナムグリ
秋の気配も濃くなって、賑やかだった雑木林も寂しくなってきた。 ところがどっこい、我が家の居酒屋『クヌギ』はまだまだ営業中だった。 樹上で二股に分かれた部分からはまだ樹液が出ているようで、2匹のシロテンハナムグリが頭を突っ込んで酔いしれている。 ハナムグリという名前は、花にもぐり込む姿からつけられたのだろうが、この場合はさしずめ「ミキムグリ」であろうか。 そういえば、昔夜の飲食店でバイトをしてた頃、閉店時間近くなってボチボチ片づけようかという頃になって、よくやってくる常連さんがいた。夏の終わりにわずかに出ている樹液を貪るこのシロテンハナムグリの姿を見ていて思いだした。