2000.08.28 カゲロウの一種
今日は一日中室内でMacに向かって仕事をしていたので、散策ができなかった。
写真は昨日夜なべで仕事をしていた時に、一服しにベランダに出た時に網戸にいたカゲロウの一種だ。体長1cm少々の小さな虫だが、半透明の体はiMacのスノーを思わせ、透き通った羽はドラコを思わせる美しさだ。 えっ、ドラコを知らない? ほら、あれですよ、ウルトラマンに出てきた怪獣で、たしかギガスにやっつけられた・・・知らないっすよね。
で、ちょうど今し方ニュースステーションを見ていると、フィギュアとかキャラクターグッズの即売会だかオークションだかを取材していた。私にとって懐かしいものが多く、来場者もだいたい私くらいの年齢の人が多いようであった。しかぁし、値段が無茶苦茶高いのである! およそ私の概念を超えたところで売買されている。すごいなぁ、古くさいプラモデルに100万円かぁ。聞き間違いじゃなければ会場全体での売り上げが10億円だとか・・・10億円ですよ!アータ! う〜ん、個人の趣味だからねぇ、私もウルトラマンとかセブンとか好きだけど・・・何より考えさせられるのは、今日本は不況らしくて、政治家さんは皆口を揃えて「景気回復」と叫んでいるけど、ホントに不況なの? 私は学生時代は経済学を学んだんですが、学校での勉強ってのは物質的豊かさを求めることを良しとする、自己本位を根底にした価値観なのですね(私がそう受け取っただけかもしれないけど)。 だけど、自然や資源というものは限りがあるのだから、いつまでもバブル期と比較して「不況だ」というのは無理があるんじゃないかと思う。その無理が、すでに環境問題や人間性という面に露呈してるように思うのだが・・・。
オモチャも魅力的だけど、昆虫もいいもんですよ。わずか1cmのカゲロウでも、拡大してみると実に美しい造形をしてるでしょう? なんたって、身近にいて、金銭の損得勘定抜きに楽しめるもの。 
今日はドラコの話からとんでもない方向になってしまったなぁ(^^ゞ。