2000.08.16 ハラビロカマキリ
昆虫は人間のように笑ったり、泣いたりという表情を作ることはない。っていうか、感情というものがあるのかないのかよくわからないが、おそらく無いものと思われる。 しかし、このハラビロカマキリの顔を見ていると、あながち無表情とも言い難い。 カメラを近づけると、キッとこちらを向き、逃げるでもなくジッと見つめてきた。 カメラに向かって「こいつはいったい何なんだろう? そんなことやって面白いか?」なんてセリフが聞こえてきそうな表情を感じる。
ハラビロカマキリは中型(50〜60mm)で、名前の通り腹の部分が横に広い。写真は薄茶褐色であるが、私の地元では薄黄緑色のものの方が多い。