2000.07.28 クマゼミ
クマゼミの鳴き声が賑やかになってきた。 クマゼミの名前の由来は、写真のようにズングリと大きく、黒い体がいかにもクマを連想させるからだろう。 このクマゼミ、私が幼少の頃は地元ではあまり見かけないセミだった。「クマゼミを採った」となると、たちまち英雄のごとく周囲から崇められたものだ。 しかしいつ頃からだろうか、ごく日常的なセミとしてあっちこっちで鳴いている。 そういえばミンミンゼミにしても、幼少の私にとっては「幻のセミ」であった。山間部か日本海側に行けば声を聞くことができるセミで、地元では声を聞くことはなかったが、近年鳴き声を聞くようになってきた。 セミの世界もナワバリが徐々に変化してきているのだろうか?