2000.07.08 ミヤマカミキリ&カナブン&ヨツボシケシキスイ
夜9時頃になって、やっと一息つけたので裏山に行ってみた。今年から突然樹液が出始めたクヌギにミヤマカミキリの夫婦やカナブン、ヨツボシケシキスイ、そしてカゲロウの仲間が集まっていた。ミヤマカミキリはシロスジカミキリと並んで、国内最大級のカミキリムシである。 写真のものは上がオスで下がメスであるが、とにかくメスは逃げ回っていた。逃げるメスをオスは必至に追い回し、2度、3度クヌギの幹をグルグル回っていた。隣にいるカナブンよりずっと体が大きいので、てっきりミヤマカミキリの方が強いのかと思っていたら、カナブンは近づくミヤマカミキリを猛然と追い払い、えさ場を守っていた。その隣にいるヨツボシケシキスイは、周囲の騒動におかまいなく、常にマイペースで樹液のおこぼれに与っていた。